韓国短篇小説選 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
1945年以降1970年代までの韓国文学の傑作を精選した初の本格的選集。朝鮮戦争の体験による虚無主義の色濃い50年文学、四月革命の主体となった世代による60年代の社会参与文学、急激な経済成長の裏で疎外される農民・労働者をメインテーマとする70年代文学―骨太なユーモアに満ちた政治諷刺の作品から軽妙なタッチで小市民の暮らしを描く作品まで、本邦初訳6篇を含む19篇の傑作短篇を収録。
シラッパディハーラム―アンクレット物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
花の都プハール。花婿のコーワランは16歳、花嫁のカンナギは12歳、豪華絢爛たる結婚式、だれもが羨む仲睦まじい夫婦、やがてこの二人に訪れる数奇な運命とは…。
内容(「MARC」データベースより)
煌びやかな南インド文化と金色のアンクレットをめぐる不思議な物語。古代南インドにおけるラブストーリーの原点! 古典タミル文学の代表作を日本語初完訳。
ドラウパディー (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、インドの作家モハッシェタ・デビの作品を、編集・翻訳したものである。モハッシェタ・デビは、二〇〇一年から二〇〇三年にわたって行なわれてきた「日印作家キャラバン」のなかで、インド側のもっとも重要な作家のひとりである。
内容(「MARC」データベースより)
富農層と指定部族・カーストとの矛盾が噴出したナクサライト運動を舞台に、少数民族出身の反逆者の女性を描く「ドラウパディー」ほか、全7編を収録。
四人の托鉢僧(ダルヴェーシュ)の物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀初頭、デリーの学者ミール・アンマンがペルシア語から翻訳したウルドゥー文学の白眉。1947年刊の蒲生礼一氏の流麗な訳に、現代までの研究の進展をふまえた解説を付す。四人の托鉢僧と一人の王が語る恋と冒険と大旅行を含む波瀾に満たち伝奇小説。
レイナ川の家 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
清く青い水をたたえ〈女王の川〉と呼ばれたレイナ川。その岸辺で過ごした幼い頃の思い出を胸に生地を訪れたカリダッド。だが、川も辺りの様子も一変。その上、彼女が亡父から受けついだ土地には見知らぬ家が建ち、60がらみの女が店まで出していた。―戦後、スラムと化したマニラ・トンド地区の川べりの土地をめぐって、高利貸ばあさんニョラ・テンタイとカリダッド一家の闘いが始まった。小気味いい下町スラングの会話にのせて、下層階級に君臨する“権力者”や、中流インテリ家庭の人々を鮮やかに描き、マルコス政権下の腐敗する社会とその変わりゆく予兆を巧みに捉えたタガログ語文学の傑作。
韓国ジョークの世界 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
たくましいバイタリティと、大らかなエロティシズム溢れる韓国庶民の笑い。
内容(「MARC」データベースより)
猥雑・大らかでバイタリティあふれ、機知に富む韓国庶民の間で使われるジョーク101話を収録。ハングルを知らない人にも楽しめる、ハングルを通じて韓国の文化を理解する本。
クアラルンプールから来た大商人 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
マレー人の経済建設に取り組む辣腕実業家ムハマッドの前に立ちはだかる者がいた。第1回国家文学賞受賞に輝く国民作家が現代マレーシアの直面する諸問題に取り組んだ意欲的長編。
内容(「MARC」データベースより)
マレー人の経済建設に取り組む辣腕事業家ムハマッドの前に立ちはだかる者がいた…。複合民族国家マレーシアが直面する諸問題、宗教運動などにマレーシアの国民作家が取り組んだ意欲的長編。*
アジアの比較文化―名著解題 (-)
内容(「MARC」データベースより)
アジア側を主人公とした比較文化論の名著の解題集。「アジアがアジアを視る」「アジアから視る」「アジアを欧米から視る」の3分類から構成する。入門的でありながら奥深く、誰でもが興味深く読める手引書。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岡本 さえ
横浜市立大学国際文化研究科(非常勤)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
マナス 壮年篇―キルギス英雄叙事詩 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
英雄マナスは、300万のキルギス軍を率いて、宿敵クィタイへの大遠征に発つ。中央アジア遊牧民の歴史・社会・習俗・伝承を背景に民族の戦いを豊かに謳いあげる大叙事詩。全3篇完結。
内容(「MARC」データベースより)
東西文化の交流地域の歴史と習俗を背景に、遊牧民キルギスの口承芸人によって伝えられてきた生彩に豊む国民的英雄譚。全3巻、完結。
公女マーラヴィカーとアグニミトラ王 他一篇 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
正妃の侍女マーラヴィカーに一目惚れしたアグニミトラ王は、腹心の道化に知恵を仰ぎながら彼女の愛を得ようと腐心するが、さて…。サンスクリット文学最大の詩人カーリダーサ(4世紀末頃)のこの戯曲は、喜劇風の軽快な展開で現代のわれわれを飽かず楽しませてくれる。ほかに神話に取材した恋愛劇1篇を収録。